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膝は、体重を支えるとともに、身体のさまざまな動きに欠かせない役割を果たしており、最も大切な関節の一つです。膝が痛む原因はいくつかありますが、変形性関節症が最も一般的であり、特に65歳以上の方はこれにあてはまります。変形性関節症、あるいは関節炎は、関節腔で骨同士が滑らかに動くために必要な軟骨や関節液の消耗によって起こる進行性の関節疾患です。膝を動かすたびに骨同士がこすれるため軟骨が摩耗していきます。変形性関節症では、膝を動かした時の痛み、関節の疼痛、関節のこわばりといった症状が見られます。原因として加齢、肥満、けが、遺伝などが考えられます。

AQ Therapeuticsのジョイント・リリーフ・ソリューション (JXN) は、変形性関節症の進行を抑える助けとなるよう細胞に働きかけます。AQ JXNは、特許となっているグロースファクターを初めて配合したヒアルロン酸で、細胞の活動を調節することによって症状を緩和します。高分子ヒアルロン酸とグロースファクターを膝に注射します。すると、ヒアルロン酸が神経細胞に結合してその感受性を低下させるので、痛みが軽減します。そして、AQのグロースファクターが抗炎症性サイトカインの放出を増やすよう働きかけて、軟骨細胞の増殖を促し、滑膜細胞を正常化させます。AQ JXNは、外科手術に頼らず、痛みを和らげ、膝の機能を改善するのに役立ちます。




イントロダクション

人口の高齢化が進むにつれ、変形性膝関節症は一般的な疾患になり つつあります。アメリカでは55才から78才の年齢層の70%が変形性 関節症であると言われています。変形性膝関節症で悩む人々が普段 通りの生活を送れるようになるための効果的な治療法の開発が望ま れています。
変形性膝関節症における炎症と軟骨組織の変性を抑えるために、ヒ アルロン酸を関節内に注射する治療法があります。AQセラピュー ティクスのジョイントリリーフソリューション(JXN)は、グロー スファクターを配合した高分子ヒアルロン酸(特許取得済み)で、 変形性膝関節症の進行を抑えるよう細胞に働きかけます。

高分子ヒアルロン酸 vs 架橋型ヒアルロン酸

架橋型ヒアルロン酸 (図A) が分解すると、小さな断片となり炎症と組織の変性をさらに進める 原因となります。この問題を避けるため、AQ セラピューティクスでは高分子鎖ヒアルロン酸 (図B) を使用しています。分解しても比較的長い断片となるため炎症を引き起こすことがありま せん。また、高分子鎖ヒアルロン酸が作る層は抗炎症サイトカインを含む各種のグロースファ クターが入り込むスペースとなり、軟骨の再生が促されます。

アルカタニ博士は、2008年にAQスキンソリューションズを設立し、グロースファクターと、 グロースファクターによる肌の若返りに関して研究を行ってきました。AQスキンソリューショ ンズはグロースファクターに関する先進的な技術を持っており、ヒト由来グロースファクターを 純粋に分離して生産することができます。これらを配合した外用クリームはアンチエイジングや 薄毛治療の分野で注目を集めています。
アルカタニ博士が考案した Growth Factor Induced therapy は、さまざまな皮膚の状態を改善 することができ、世界的に実施されています。
グロースファクターに関する画期的な研究成果をスキンケア以外の領域で生かすために、アル カタニ博士はAQセラピューティクスを設立しました。再生医療の潮流の中で効果が認められる グロースファクター製品を科学的なエビデンスに基づき提案していきます。
会社を設立する以前、アルカタニ博士は研究者としてのキャリアを、抗体産生とBリンパ球の 分化の機序に関する基礎研究から始めて、組織の損傷ややけどの治療にグロースファクターを利 用する臨床研究へと進展させました。免疫学の研究者であるアルカタニ博士は、特別な細胞株か ら高品質のグロースファクターを得る技術を開発しました。その細胞株は米国培養細胞系統保存 機関 (American Type Culture Collection: ATCC) で認証されています。アルカタニ博士はグロース ファクターに関する技術について米国および国際的に特許を取得しています。
スキンケアにおけるグロースファクターの働きについて、多くの国際会議で主導的な立場から 講演を行っています。
アルカタニ博士はカリフォルニア大学アーバイン校で免疫学を専攻して博士号を取得しまし た。オーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学で医学微生物学および遺伝子工学を専攻して 修士号を取得しています。大学院での研究はアイルランドの王立外科医学院とサンフランシスコ 大学に在籍していた時期から始めました。
現在、アルカタニ博士はアルアインにあるアラブ首長国連邦大学の医学および保健学部の准教 授を務めています。

AQスキンソリューションズジャパン株式会社
お問合せ
E-mail:info@aqss.jp
Phone: 03-6869-7002